【ペン太の楽しい優待生活24】せめて京成電鉄の優待券を買っとけば良かった…と、SPY×FAMILY CODE: Whiteのネタバレと感想

優待日記

絶賛一般千葉市民でございます、ペン太です。

4歳むすめちびにゃんの幼稚園が再開する前に家から一番行きやすい映画館の京成ローザでスパイファミリーの劇場版見てきました。

京成ローザは京成電鉄グループ傘下の映画館なので京成電鉄の株を500株以上所有していると回数券式乗車券の他にもいろいろ貰えるみたいです。

で、過去五年の株価の動向をみるとそんなに悪くない。(コロナ明けはむしろ良い)

で、京成電鉄も利用範囲にあるし、何せこのグループ、うちからそこそこ近くて使えそうな施設やお店がそこそこあるので手が伸びるなら買いたいような気もするのですが。

が。高い!

350万円は無理ぃぃい!!!(´;ω;`)

まぁ株は買えずとも、京成ローザ800円割引券が5枚(他、なんかいろいろついてる割引券セット)ついてくる優待券はメルカリで1000円前後で売られているのでそれ買ってから鑑賞した方がよかったかな?とは思っています。反省。

 

で。

ここはまる様の株主日記なので無理やり優待の話しましたけど!

ぶっちゃけ劇場版スパイファミリーコードホワイトの感想書きたいだけなんですよね!!!

で、ペン太ポンコツなんで。

ネタバレ通り越して大まかなあらすじ書いてからじゃないと感想文書けないんです。

というわけで。

以下てきとーな画像を挟んだ後にそれなりにネタバレしますので。

ネタバレが嫌な方&お前の感想文に興味ねぇよな方&スパイファミリーとかアニオタじゃないんで!な方は本日はここでお別れでございますお疲れさまですありがとうございました!

↑売りに出そうかと思ったけど300円でも売れてなかったから出品やめた来場特典冊子。ボンドかわいいよボンド。

うちのちびにゃん(4歳娘)とほぼ同じ身長のアーニャかわいいよアーニャ。

あと、ボンド(*´Д`)←しつこい

 

 

ではネタバレと感想いきます。漫画の基本情報は省きますのであしからず。

【おおまかなあらすじ】

ある日ロイド・フォージャーはオペレーション梟の任務を下ろされるかもしない、との連絡を上司から受ける。今後の家族との接し方を思案しつつも、できれば梟任務を遂行したい彼は、娘の星獲得の功績を上げれば任務解除を免れるかもしれない、と考えていた。

日ごろから母親業はまだしも、妻業に関しては自信のないヨル・フォージャーはたまたま夫が見知らぬ女性と人気のない路地裏で逢瀬(と勝手に彼女が思い込んでいる。実際はロイドが同僚のフィオナと会話してただけ)を遂げている場面を目撃してしまう。さらに同僚たちから「主人が浮気している時の言動あるある」話を吹き込まれ、精神的に不安定になっていた。

週末の授業中、娘のアーニャは週明けに行われる製菓作りの課題を知る。トップの成績者には星が授与されると知ったロイドは、審査員の好物である寒冷地帯の伝統甘味「メレメレ」をアーニャに食べさせてからそれを作らせて星を獲得する作戦を立てる。土日休みを利用し一家は旅行へ行くことになった。

旅行の行きの列車の中でアーニャはたまたま軍の機密情報を有したマイクロチップ入りチョコレートを誤飲してしまう。車内で下っ端軍人に捕らえられそうになったが、タイミングよくアーニャを見つけた母の撃退で事なきを得た。

一家は「メレメレ」を提供する店に到着したがここでも運悪く軍の妨害に合い、旅の目的の「メレメレ」を食べ損ねてしまう。シェフに材料さえそろえばもう一度作れると言われた一家は食材集めに奮闘する。食材集めの共同作業を通じてヨルの誤解は解け、夫婦の危機は去った。夜までにほぼ集まったがあと一品揃わず困っていたロイド達を助けるためにアーニャとボンドは独断で外出するが、マイクロチップをアーニャが飲み込んだ事を知った軍部に誘拐されてしまう。

アーニャが軍部に攫われた事をしったロイドはフィオナの助けもありアーニャの居場所を特定した。アーニャを助けるために軍の飛行船に乗り込んだ夫婦はそれぞれ軍の敵と対峙し戦闘する。無事倒しアーニャとマイクロチップを保護。ロイドの左遷の話もなくなりハッピーエンドとなる。

【評価と感想】

ペン太的総合評価!

星★3.8!(星5満点中)

一応母親のペン太的にヨルさんの頑張りに涙を誘われました!(´;ω;`)

ヨルさんほどじゃないけど学童期は一つ下の自閉症の妹の面倒をみて中学高校時代は11歳下の弟の保育園お迎えやお世話をして、ヨルさんほど殺人的ではないけど料理が下手でどちらかといえば掃除洗濯が好きで、ヨルさんと同じく妻業に著しく自信のないペン太。アーニャを懸命にお世話する彼女の姿をみては、「せやなぁ自分の子だからって自分の持ち物じゃなし気分でしかりつけるなんて醜い様じゃ、天から授かった一人の人間なんだからヨルさんくらい殊勝な態度で接するべきだよなぁめっちゃ素晴らしいでヨルさんんん……!」と、改めて気を引き締めたくなります。あなたはとても素晴らしいよ、ヨルさんっ!

あとは作画が美しいー!服飾デザインや全体の色味もよかったー!ゲスト声優さんもよかったしゲストキャラも決して目を引くような演出はしてなかったと思うけど、初めて出てきたシーンは明らかに目を引かれたので見せ方うまかったんだろうなぁ!あと4歳チビにゃんと鑑賞してたけど満足そうにしてた!

なにより、ひっさびさに!私が見たいものを映画館で見られた満足感!!!

……の割には星5じゃないんだ?

という突込みの声が聞こえてきそうなので以下個人的マイナス査定を列挙します。

 

■キャラクターをもりもり詰めすぎ?

みんな出演させたいのはわかる。わかるけど……。

確かに少しでもいいから大迫力の銀幕スクリーンで推しキャラが出てくれると嬉しいだろうけど、見せ方がちら見せ過ぎてもったいない特に情報やとユーリ。どうせちら見せならそのキャラの最大限萌え処をクローズアップして欲しかった。

情報屋を宅配屋にする必要あった?

情報屋のだいご味って今でいうハッカー的なところだと思うんですよ、個人的に。調味料届けるだけで半日ロスするってわかってるなら情報屋なら情報網駆使して最短購入ルートを提供するのが仕事だし、それができなきゃロイドの金に物言わせて現地の知り合い使って間に合わせる。タイムリミットがあるのはロイドの依頼の時点でわかっているので、それに間に合わないなら即連絡謝罪して、そんな調味料問題より軍の動向を秘密警察が追いはじめた的な情報を渡してくれたりなんかしたら最高に格好いい。そっちの方が萌える。ていうかロイドも自分で探す前に情報屋に依頼して保険かけとけよ。そっちの方が安牌切れるじゃん。

ユーリも事務所で軍の後始末するより、なぜか軍の今までの悪さを把握してて、黄昏スパイが変装しているかもしれない疑惑かかってる大佐の拷問スタートシーンで終わる方が萌えるし、フォージャー一家の顔知ってる大佐が潰されるのを見届けられる方が安心できる。

あとフィオナもなー……。あれロイドと見知らぬ女性じゃなくて、フィオナってヨルさんにばれた状態で路地裏密会って方がより緊張感が増してよかったような気がするんだよなー。知らん女性より旦那の同僚との方が泥沼不倫ぽいじゃん。「家族の危機」ってCMで謳うならそのくらいの危機感ないと。その方が誤解が解決したあともより絆深まった感あるし、なによりどうせ当て馬フィオナさんなら徹底的に当て馬しないと。もったいない。

逆にちら見せで大成功なのはダミアン君。

彼の萌え処は片思いしてるアーニャとの絡みか家族への複雑な心理描写だと思ってるので、アーニャのふいうち「菓子やろうか?」爆弾のダミアン君の被弾っぷりは大変おいしかったですそうだよこれだよちょっとの見せ方でも大満足ですありがとうございました!

■設定や伏線ももりもりし過ぎて後始末が雑に?

元々ロイド・ヨル・アーニャそれぞれが秘密を抱えているので各々の活躍をフルに出そうとすると同じシーンに収められません。ひとつの作品なのにまるでビミョーに違う3作品を平行進行しなくてはならない複雑な作風だと思います。さらにロイドがスパイという情報過多な職業設定なので、もう見てる方としてはごっちゃごちゃ必須。ここまでは仕方ないけど。

アーニャが誤飲してしまったマイクロチップの設定なんかいまいち頭に残ってない。私の頭が悪いせいもあるけど。あれのせいで東西の戦争が再開できる、的なキーアイテムなんだろうなって事しかわからなかった。国の上層部でも戦争したい派としたくない派はいるだろうから、あれ作らせた最終黒幕は本当に軍情報部大佐だけだったんだろうか?上記のキャラクター出しすぎ問題のせいで大事なキーアイテムの説明削りすぎてない?

マイクロチップが歯にくっついてた、も、苦しすぎる。幼女でも気付くわそんなん。確かにロイドの組織としてはマイクロチップ回収して中身確認後に情報加工して再利用するか破棄するか、がベストだろうけど、戦争阻止なら最悪破壊でもよさそうに見える。汚水タンクに残ってる可能性の方が高いなら町に近付く前に港で機体ごと爆破して沈めとけばよくない?ていうか汚水漬けになった時点でデータって生きてるの?もし飲み込んでいたとして人体への影響は?てか胃酸に耐えられるの?もっと突っ込むとこの話、ドイツ冷戦時代がモチーフで作中の生活器具も若干レトロでスマホもケータイも誰も持ってないように見えるんだけどこの世界観でマイクロチップってそもそもあr………げふっ!!!

もうひとつのキーアイテム(?)兵器Fについても事前の説明が軍部の台詞だけなので、ヨルさんの前にいきなりバーン!って出てこられても何それ?になってしまった。もう少し事前に凄みのある映像をちらちら入れてくれてたら「ついにきたか!やれるか、ヨル?」くらいの手汗は握れたのに。ここの説明削るとヨルさんの凄さが半減してしまうのでよくないと思うんだけど。

あとロイドの梟作戦降板の話も結局ロイドの頑張り関係なしに勝手になくなる。現実としてはそんなことの方があるあるだからリアリティーはあるけど。創作なんだからもう少しロイドの頑張りは関係あって欲しかった。

それとさっきのユーリ萌えトークでも出したけどロイドが逃がした軍一団のその後の描写や説明が不足しすぎてて、個人的にはフォージャー家の未来が超不安です。誰か大佐だけでも取っ捕まえて檻に突っ込む描写くれ、誰かー!

■アーニャの文字読めない問題と、う●この神の是非w

いやイーデン校合格できたんだから読めるだろ文字。

そこはテレビの設定ちゃんと大事にしようよ!あとリアル4歳児飼育中だけど親なら確実に読めるて!普段暗号読むの仕事なロイドなら読めんと仕事人としてもあかんて!うちの子どころかお友達の幼児の字もちゃんと読めるて!幼児の手紙は読みにくい文字だけど、文がなんだかおもしろい場合があるのでお笑いを取るなら「読めん!」でもいいけどアーニャが書きそうなおもしろファンタジー文章をそのまま読み上げてすっげー変な顔して欲しかったなーっていうのが個人的な希望です。

あと作中の一定時間ずっと銀幕から千葉繁さんの美声で「う〇こ」「う〇こ」連呼される場面がありましたがw

私は評価します!

こんな下ネタ低俗な単語で安いお笑いを取ろうとしていいのかっ!っていう賛否はあると思いますが、個人的には大絶賛です。と申しますのも、幼児教育においては自力で「食う・寝る・出す」を出来るようになるのが最重要課題です。幼児の英会話だのく〇んだのバレーだの習い事はいろいろありますが、そんな事は「ひとりでう〇こできる!」に比べれば足元にも及ばない!と思っていますマジで。健康を支えるための「食う・寝る・出す」を正しくできるようになるのは、その後の長い人生の健康を支えるためには絶対に必要です。アーニャもそこは勉強以前の問題で夫婦から指導をきっかり受けていることでしょう。それに加えてあの年頃特有のイマジナリーフレンドの発動。実にリアリティー!エレガントリアリティーっ!う〇この神は生まれるべくして生まれていると言って過言ではないっ!

■主題歌?

CMでもよく流れた髭男爵のSOULSOUPが主題歌として選ばれていたようですが、正直エンディング曲と何が違うんだろう?と首を傾げてしまう。それともあれか?主題歌ってCMソングと同義語だったか?せっかくノリ良く格好良い楽曲だから主題歌にするなら作中盛り上がる場面でバンバン流せばよかったのに。もっといっぱい聞きたかったです。

 

以上、星をマイナス査定要因にした突込みでした!

でも楽しかったですよ!

映画館で見られてよかったです(*^-^*)

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